2007年10月10日 (水)
鴇次郎の話その1
皆様、鴇次郎でびゅーにたくさんの温かいコメントありがとうございます。
朝、娘と夫を車で送っての帰り途、カーブを曲がって見えたのがヤツの後ろ姿でした。チビのくせに一匹きりなのが気になって、追い越して車を止めて降りてみたのです。
正面から見れば、ミーミー鳴きながら歩いてるチビ。目脂と腫れであまり見えてないようでした。ヒョイと片手で簡単に捕まえられて、返してお腹を見れば白い腹はノミだらけでした。
野良猫が入り込んで子猫を生むには嵌りすぎな家が2軒並んでいて、そのあたりの垣根をくぐって車道に出てきてしまったのかな、と思いました。
ともあれ生後一ヶ月かと思える程まで育ったのは、お乳をやる母猫がいたからでしょうし、垣根の中に押し戻してやれば母猫が探しに来たかもしれません。
「おっかさん探してんのね。でもアンタ病院行った方がいいわよ。」とミーミー鳴く子猫につぶやきつつ辺りを見回せば、スーパーの近く。朝の荷出しの最中で空き箱が積まれていました。
フタのできるやつ、と素早く物色して、貰ったのが
↓この箱↓
この箱に入れられてウチへ連れ帰られたチビは、暫定名エノキで呼ばれてました。
病院通い中、病院では「まだ名無しです。なかなか決まらなくて。」で通していたのですが、「第一回の予防接種の時に接種証明書に名前を入れますから、決めておいてくださいねー。」と言われて、家族会議。
いあ、娘と私だけの会議だったのですけど。
私は「エノキ」気に入っていたのですが、娘がダメだヘンだと言って、結局、鴇次郎になったのです。
↓彼はアタマに鳥を飼っていた↓
で、なんで次郎かというと、二匹目のオスだからではなくて、「この顔は太郎という感じじゃない(キッパリ)」という娘の一言で決まりました。
「なんで?」ってなもんですが、私や夫に何かあったら娘に猫の面倒みて貰うようになるわけですから、彼女の意見も聞いておかねばなりますまいて……。
ちょこんと座ると二頭身だった頃は、頭から背中中央の白につながって派手な尾羽を持つ鳳凰のようにも見えたのですが
身体が伸びて鳳凰は消失↓でも鴇は健在↓走り回るとこの耳の先がもっと赤くなるのです。
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